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  • Slow BBQ - 後片付け編 -
使い終わった炭の管理方法をご紹介します。不純物を吸着する性質を持つ備長炭は、吸着した水分が急に加熱されると中の水分が膨張して爆ぜることがあります。
これを防止するのためは、備長炭にできる限り湿気を吸わせないよう保管することが大切です。


使わなかった炭

使わなかった炭はビニール袋に入れ、なるべく湿気が入らないようにしっかり閉めて保管します。
一旦空気に触れた炭は湿気を吸収しやすいため、なるべく風が通る場所での保管をおすすめしています。


使った炭

一度着火した炭は、水ではなく火消しつぼで消化し保管するのがおすすめです。
火消しつぼは蓋を閉めることで酸素が遮断され、10分〜15分で火が消えます。そのまま保管もできるため再利用がしやすいです。

水で消化したい場合

炭は使い切るか、火消しつぼを使うなど火が消えるまで待つのが最適ですが、どうしてもすぐに火を消さなければならない時は水に浸けます。
水に浸けた状態で一晩置き、その後1日天日干しにし完全に水分を乾かします。
※乾きが甘いと、爆ぜる可能性が高くなります。




釜浅式Slow BBQにおすすめの道具


七輪
炭道具の中で主役となるのは七輪です。
釜浅式Slow BBQでは、種火としてオガ炭を使用し、その上に備長炭を配置する方法をご紹介しました。
遠火の強火を可能とする備長炭を使用すれば、遠赤外線効果で素材の旨みをより多く引き出します。
今回使用した釜浅の角型しちりんは横に広い角型なので、定番の肉だけでなく、魚貝や野菜類も炭火でおいしくいただけます。
そのほかにもご家庭で使用しやすい、丸型や人気焼肉店「ゆうじ」と共同開発にて生まれた炭火焼ロースターもご用意しておいます。


火起こし
種火を炭に移したり、炭を直接火であぶるなど火を起こす方法はいくつかありますが、やや時間がかかるのが一般的です。
火起こしは、中に炭を入れてそのままガスコンロに乗せて炭を着火させることができるので、効率よく火が起こせる道具です。
家庭でも使いやすいタイプや、中の網や木柄が交換できる業務用タイプもご用意しております。


火消しつぼ
使用した炭は水でも消化できますが、一晩置きさらに天日干しが必要です。
また炭の中に水分が残っていると次に使用する際に爆ぜる可能性もあります。
火消しつぼは炭を安全に消火し再利用できる道具です。炭を火がついたままつぼの中にいれて蓋をすることで中の酸素が無くなり自然に消火されます。火消しつぼで消火した炭は再利用がしやすく、火着きも良いので特に高価な備長炭との相性が良いです。


トーチバーナー・煙突
種火用の炭に火をつける際に、バーナーがあると便利です。木の端材や新聞紙で火をつけるより効率がよく、また短時間で高温にすることができます。
食材の表面を炙るなど、BBQなどのアウトドアシーンで活躍する道具の1つです。
火起こし用煙突は、炭全体に火をまわす時に活躍します。
しちりんには風窓がついており、この風窓から空気が網へと抜けることで炭への着火を促します。
火起こし用煙突はその空気の流れをさらにうまくつくる道具です。空気の流れが煙突に集約されることで流れに勢いがつくため、より早く火をつけることができます。
なかなか炭に火がつかない場合や、より短時間で火をつけたい場合に便利な道具です。
※トーチバーナーと火起こし用煙突はオンラインショップで販売しておりますせん。ご希望の場合は、お手数ですが下記よりお問合せください。
トーチバーナー ¥2,530(税込み)
火起こし用煙突 ¥1,980(税込み)
(直径10cm×高さ19cm)